会社を辞めて株で儲けようと考えてしまうサラリーマンがいますが、株はそんなに甘いものではありません。貯金がもし400万円あったとしても、失敗してしまえば直ぐに生活難となることを忘れないでください。こちらでは株の失敗談をご紹介します。

株で失敗してしまう男性

新明和工業とモブキャストの2015年の株価推移

東証1部上場企業の1つに、新明和工業があります。輸送用機器などを手掛ける兵庫県の企業です。2015年を振り返ると、新明和工業の株価は年間で4%以上の下落となりました。前年末すなわち2014年最後の取引で、新明和工業株は1,143円という終値でその年を終えます。2015年初日の始値は、これより1円安の1,142円でした。この後、新明和工業の株価は、春先には1,400円にも迫る勢いで上昇してゆきます。3月上旬には年初来高値1,395円を記録しました。その後、夏場には1,008円という年初来安値を付けるまでに落ち込みますが、これを境に株価は反転し、急騰します。8月には再び1,300円台の後半を付けるまでに勢いを取り戻しました。しかし、この水準を維持することはできず、年末の株価は年初を下回ってしまいます。12月30日、この年の最後の取引で付けたその終値は1,090円でした。
では次に、東証マザーズ市場に上場している企業に注目しましょう。ソーシャルゲームやスマートフォンアプリなどをその主要事業としている、株式会社モブキャストです。2015年におけるモブキャストの株価も、前述した新明和工業といくらか似た値動きを示しました。およそ1年前、2014年末の終値は809円でした。そして、2015年最初の取引で付けた始値は799円です。その後、モブキャスト株も春先に向けて上昇してゆき、3月上旬に年初来高値1,514円を記録しました。しかし、この後は下落に転じ、1,000円を割り込みます。初夏にはいったん1,000円を越えたものの、上昇を維持できず、この後は年末に向けて下落する一方となります。そんな中、9月末には年初来安値456円を付けました。結局、2015年最後の取引で付けた終値は523円でした。年間でおよそ35%もの下落です。